キュービクル式高圧受電設備
高電圧で受電するための機器一式を金属製の閉鎖箱に収めた高圧受電設備(キュービクル)です。
受電容量が50kVA以上、4,000kVA以下の小中規模施設の高圧受電設備としてよく利用されています。
6,600Vで受電した電気はキュービクル内で100Vまたは200Vに変圧され、各施設に供給されます。
限られた設置スペースに効率よく納められたコンパクト設計により、保守点検が行いやすく、
ランニングコストも低減できるよう工夫を施しております。
(当社では、消防法に基づくキュービクル式非常電源専用受電設備MAX500kVAの形式認定も取得しています。)
金属閉鎖形スイッチギヤ及びコントロールギヤ
工場・ビル・病院・公共施設等の重要施設に用いられるスイッチギアで、
用途に応じて保護等級の選択が可能です。
盤構造は、主回路室と制御室との離隔が有り、機能毎の区画が行われ、
安全に配慮されています。
また、事故発生時の波及事故を抑えるものとなっており、保守性にも考慮されています。
誘導路灯火定電流電源盤
航空灯火は、空港敷地内に広く配置されており、パイロットに対し、航空灯火の色と
配置パターンにより、視覚的に離発着します。
誘導路灯火の光度を安定させるため、所定の値に維持する機能を有する電源装置が
誘導路灯火定電流電源盤です。運用監視装置からの制御信号を受けて、
誘導路灯火の点灯・消灯を行います。
分電盤
主にブレーカなどの電源遮断装置からできており、
その機器を通じて、電気をコンセントや照明へ届ける設備です。
金属製の盤内に、漏電遮断器や配線用遮断器が取り付けてあり、負荷側で短絡、地絡、漏電等の電気事故が発生した場合、または電気機器の多使用による電力オーバーの際に、分電盤で電源供給を遮断し、火事などの二次災害を防ぎます。また、分電盤によっては内部に乾式トランスを設置し負荷側で使用したい電圧へ変圧し、ブレーカ等を介して電力を供給します。
制御盤
接続されている様々な機械に電気を供給し、
自動でコントロールするための制御装置が入っているボックスのことです。
工場や屋外などで使われることが多いため、
耐久性を考慮して素材には鋼鉄やステンレス等が用いられています。
制御盤は、オートメーション化(自動化)が進められている工場などで
特に多く使用されています。
総合盤
分散して設置されている防災機器等の信号を集中して監視を行う表示部、遠隔で制御等を行える操作部、
自動で決められた動作を行う制御部、各種の異常や警報を記録する記録部及び付属設備で構成されており、
防災活動の状況に応じて円滑に運用できる機能を有しています。